メタディスクリプションを書いたほうが良いと聞いたけど、書き方を知りたい!
こんなお悩みを解決します。
ブログ記事を書いたら、「メタディスクリプションを書いたほうが良い」と聞いたことがあるかもしれません。
実際、メタディスクリプションはアクセス数をアップさせるために非常に重要です。
メタディスクリプションをしっかり書くことでクリック率が上がり、ブログへの流入が増える効果が期待できます。
今回はブログ初心者向けに、メタディスクリプションの書き方やコツ、設定方法を分かりやすく解説しています。
本記事ではテンプレートも用意しているため、最後まで読むことで効果的なメタディスクリプションを書くことができるようになりますよ!
ぜひ参考にしてみてください!
メタディスクリプション(meta description)とは?
メタディスクリプションとは、記事の内容を要約した説明文です。
GoogleやYahoo!などの検索結果で以下のように表示されます。
基本的には、メタディスクリプションは検索エンジンが記事の内容から自動で生成してくれます。
そのため、メタディスクリプションを特に設定しなくても問題はないです。
また、メタディスクリプションは、検索順位に直接的な影響は与えません。
Googleも以下のように公言しています。
正確なメタ ディスクリプションはクリックスルー率を向上させる可能性がありますが、検索結果内のランキングには影響しません。
日本に翻訳すると、「正確なメタディスクリプションはクリック率を向上させる可能性がありますが、検索結果内のランキングには影響しません。」となります。
しかし、メタディスクリプションを設定することで記事のクリック率を高め、間接的に検索順位に影響が与える可能性があるため、設定するのがオススメです。
メタディスクリプションを設定する2つのメリット
メタディスクリプションを設定することで得られるメリットは以下の2つです。
①検索結果からのクリック率が上がる
読者の興味をひくメタディスクリプションを書くことで、読者のクリック率を上げることができます。
読者は、検索結果からブログ記事の「タイトル」+「メタディスクリプション」を見て記事の内容を想像してクリックするかどうかを判断します。
メタディスクリプションから「この記事で私の問題が解決できそう」と思われれば、クリック率の向上につながります。
②ブログ記事に合ったターゲットからのアクセス数が上がる
もう一つのメリットは、ブログ記事に合ったターゲットからのアクセス数が上がることです。
メタディスクリプションに「〜のようなお悩みを解決します」と記載があれば、そのお悩みを持っている人がブログ記事にアクセスします。
ブログ記事と読者の目的が合っていれば、読者はじっくり記事を読むでしょう。
また、他の記事にも興味をもって読んでもらえたり、定期的にあなたのブログを読みに訪れるかもしれません。
アクセス数が増えると検索エンジンから信頼できる記事として評価され、結果的に順位に影響を与えます。
メタディスクリプションの書き方5つ
ここでは、メタディスクリプションの書き方を5つご紹介します。
テンプレートもありますので利用してみてください。
①70文字程度で目安に書く
メタディスクリプションは70文字程度を目安に書くのがオススメです。
検索結果に表示されるディスクリプションの文字数は、PCとスマホでは違います。
- PC画面:70〜100文字程度
- スマホ画面:70文字程度
PC画面の例
スマホ画面の例
文字数が長いと、検索結果画面では「…」と省略されてしまいます。
スマホで検索する読者が多いので、スマホでも全文が表示されるように、メタディスクリプションは70文字程度で書きましょう。
②記事内容を要約する
メタディスクリプションは記事の内容を伝えるために書きます。
そのため、記事の内容を要約し、分かりやすくまとめることが大切です。
メタディスクリプションについてGoogleでは以下のように定義されています。
一般的に、メタディスクリプションは特定のページの内容を簡潔かつ適切に要約したもので、ユーザーの関心を惹くものです。
まずはブログ記事がどんな内容かを簡潔にまとめましょう。
たとえば、本記事だと
「効果的なメタディスクリプションの書き方やコツ、設定方法を分かりやすく紹介しています」
です。
このように「どんなことが書いてあるのか」「自分の悩みは解決できるのか」をディスクリプションからすぐに判断することができます。
ブログ記事の内容や書かれている情報が読者に伝わるようにしましょう。
③検索キーワードを含める
メタディスクリプションには、ブログ記事でターゲットとしている検索キーワードを含めましょう。
検索結果ではキーワードが太字で強調されるため、読者の目を引くことができます
メタディスクリプションは後半の方は見えない可能性もあるので、検索キーワードはメタディスクリプションの前の方に入れましょう。
また、「サジェストキーワード」や「関連キーワード」を含めることで、アクセスアップが期待できます。
メタディスクリプションの「サジェストキーワード」と「関連キーワード」の例です。
サジェストキーワードの例
関連キーワードの例
たとえば、上記の「サジェストキーワード」や「関連キーワード」を含めていた場合、「メタディスクリプション」で検索した読者に、他にはこのような悩みも解決できますというアピールに繋がります。
④読者の悩みを解決できることを書く
ブログ記事を読むことで、読者のどのような悩みが解決できるかを書くのが良いでしょう。
検索する人は、悩みを解決するために検索をしています。
この記事を読めばその悩みを解決できることを書くことで、読者の行動を促せます。
たとえば、当記事だと以下のように書きます。
・「メタディスクリプションは設定が必要?」といった悩みを解決できる記事になっています。
・「メタディスクリプションの書き方は?」といった悩みを解決できる記事になっています。
上記のように同じ悩みを持つ読者から共感を得ることで、結果的に読者のクリック率を高めることができます。
⑤記事を読んだ後に得られるベネフィットを書く
メタディスクリプションにベネフィットを書くことで、読者のクリック率を高めることにつながります。
ベネフィットを書くことで、読者が記事を読んだ後に得られる未来を想像させ、「この記事を読んでみたい」と行動を促すことができるからです。
たとえば「ダイエット」に関する記事だと、
「魅力的な外見を手に入れ、活動的なライフスタイルを送れるようになる」
といったベネフィットを伝えることが重要です。
「〇〇をすることで読者がどのような未来を手に入れることができるか?」と想像することで、ベネフィットを考えやすくなります。
メタディスクリプションのテンプレート
①〜⑤を踏まえて、メタディスクリプションのテンプレートです。
本記事では、〇〇について解説しています。〇〇が分かれば▢▢(ベネフィット)できるようになるので、ぜひご覧ください。
本記事を読めば、〜〜の悩みを解決できますよ。他にも◯◯や☆☆を解説するので、▢▢(ベネフィット)できるようになります。ぜひ参考にしてみてください!
「〜〜で困ってる」「〜〜の方法を知りたい」と悩んでいませんか?現役△△筆者が〇〇や☆☆について詳しく解説します。
メタディスクリプションの書き方には特にルールはありません。
そのため、クリック率をもとに改善をしていくのが大切です。
効果が出るメタディスクリプションを書くためのコツ4つ
メタディスクリプションを書く時に、以下のコツを意識して書くことで効果を高めることができます。
4つのコツ以外に「失敗例」も紹介しています。
①記事ごとに設定する
メタディスクリプションは1記事ごとに書きましょう。
メタディスクリプションの役割りは、読者に記事の内容を伝えるためなので、他の記事と同じ内容ではいけません。
ただし、メタディスクリプションにあまり時間をかける部分ではないので、3〜5分で考えられる内容でOKです。
上の書き方5つを意識して書いてみてください!
②誰に向けている記事なのかを明確に書く
検索している読者は、一般的に自分の悩みや疑問を解決してくれる記事を探しています。
「どんな人に向けている記事なのか」を書くことで、この記事が自分の問題を解決できるかどうかをを判断することができます。
- 〜〜に悩んでいる方は、ぜひ確認してみてください。
- 〜〜できなくて困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 〜〜を解決したい方は、ぜひチェックしてみてください。
誰に向けているかの「誰」を具体的に考えると、より明確に問題を書くことができます。
③タイトルに入らなかったキーワードを入れる
読者は、検索結果で表示された「タイトル」+「メタディスクリプション」で読むかどうかを判断します。
タイトルに書けなかったキーワードや内容(コツ、注意点など)を追加することで、より具体的に伝わりやすくなります。
ブログタイトル(ブログ名)の決め方について悩む方は以下の記事をご覧ください!
④メタディスクリプションに記号や絵文字を使用しない
メタディスクリプションに記号や絵文字を使用しないようにしましょう。
記号や絵文字はユーザーのデバイスによって表示されないことがあり、また、表示されたとしても意図しない表示になることもあります。
基本的に記号や絵文字を多用したメタディスクリプションは、読者視点でも読みづらく、「稚拙である」と判断されかねません。
そのため、メタディスクリプションに記号や絵文字を使うのは避けましょう。
失敗例の紹介
メタディスクリプションの失敗例をご紹介します。
- 記事内容と関連のない内容
- すべてのページで同じ文章
- キーワードを詰め込む
- 記事本文のコピペ
- タイトルのコピペ
- 単語を並べるだけ
失敗例のように内容がないメタディスクリプションを書いた場合、Googleが自動生成した文章が代わりに表示されることになります。
他にも「Google検索セントラル」の「質の高い説明を使用する」部分には、メタディスクリプションの良い例と悪い例の解説があります。
メタディスクリプションを改善する方法の例を以下に示します。
悪い例(キーワードの羅列):
裁縫用品、毛糸、色鉛筆、ミシン、糸、糸巻き、針”
良い例(ショップが販売する商品と、営業時間や所在地などの詳細を説明している):
次に作る衣服の縫製に必要なすべてのものが揃っています。月曜日~金曜日の午前 8 時~午後 5 時、ファッション ディストリクトにて営業中。悪い例(同じ説明をすべてのニュース記事に使用している): Whoville のローカル ニュースをお届けします。今日の出来事をご覧ください。
良い例(特定のニュース記事の抜粋を使用している): 小さな町 Whoville を震撼させる事件が発生しました。重要なイベントの前夜に、地元の高齢男性によって、すべての人々のプレゼントが盗まれました。事件について、今後のリアルタイム情報にご注目ください。悪い例(ページを要約していない): 卵は、すべての人の人生に喜びをもたらします。小さいころ、鶏小屋で卵を採取して、キッチンに持ち込んだことを覚えています。幸せな日々でした。 良い例(ページ全体を要約している): このガイドをお読みいただくと、卵を調理する方法を 1 時間以内に学ぶことができます。半熟両面焼きの目玉焼き、半熟片面焼きの目玉焼き、ゆで卵、ポーチドエッグなど、あらゆる方法を取り上げています。
悪い例(短すぎる): シャープペンシル
良い例(具体的かつ詳細):セルフ シャープニング効果を備えたシャープペンシルです。ペン先のシャープさを自動修正してくれます。自動補充される 2B の芯が付属しています。ヴィンテージ ピンクとスクールバス イエローの 2 種類からお選びいただけます。50 本以上ご注文いただくと、送料が無料になります。
WordPress メタディスクリプションの設定方法2つ
ここではWordPressでのメタディスクリプションの設定方法を2つご紹介します。
①WordPressテーマ機能で設定
WordPressテーマによってメタディスクリプションを設定できます。
対応していないWordPressテーマでは、次に紹介するプラグインを使用する方法でメタディスクリプションの設定が可能です。
AFFINGERの場合
投稿画面の下部分に「メタディスクリプション」で設定できます。
Cocoonの場合
投稿画面の下部分に「メタディスクリプション」で設定できます。
②WordPressプラグインで設定
次にプラグインで設定する方法です。
All in One SEO
投稿画面の下部分に「メタディスクリプション」で設定できます。
Yoast SEO
投稿画面の下部分に「メタディスクリプション」で設定できます。
メタディスクリプションの確認方法2つ
設定したメタディスクリプションを確認する方法を2つご紹介します。
①Googleで確認
1つ目は、Googleで検索する方法です。
Googleの検索窓に、「site:ブログのURL」を入力すると、どのようにメタディスクリプションが表示されているかを確認することができます。
もし表示されない場合は、Googleサーチコンソールを開いて確認します。
①確認したいブログ記事のURLを入力
②「URLがGoogleに登録されています」と表示されているかを確認
「URLがGoogleに登録されています」と表示されていない場合は、
③をクリックしてインデックス登録をクリックします。
④の「前回クロール日」も確認してみてください。
クロールされた日がメタディスクリプションを設定した日より前の場合は、③をクリックしてクロールされるように促してください。
Googleサーチコンソールをまだ設定していない場合は以下の記事を参考にしてみてください!
②コードを確認
2つ目の方法は、コードを確認する方法です。
Google ChromeとMicrosoft Edgeの方法を紹介します。
2つの検索方法はほとんど一緒です。
Google Chrome
メタディスクリプションを調べたい記事を開き、ページの上で右クリックをすると以下の画像のようにメニューが表示されるので、「ページのソースを表示」をクリックします。
以下の画像のページが開くので、ページ内検索機能を表示させ、検索欄に「description」と入力すると「description」に色がつきます。
- Mac:Ccommand + F
- Windows:Ctrl + F
この箇所にどのように書かれているかを確認しましょう。
Microsoft Edge
メタディスクリプションを調べたい記事を開き、ページの上で右クリックをすると以下の画像のようにメニューが表示されるので、「ページのソースを表示」をクリックします。
以下の画像のページが開くので、ページ内検索機能を表示させ、検索欄に「description」と入力すると「description」に色がつきます。
- Mac:Ccommand + F
- Windows:Ctrl + F
この箇所にどのように書かれているかを確認しましょう。
もし設定したメタディスクリプションが書かれていない場合は、メタディスクリプションの設定方法に戻り、再度設定してみてください。
設定したメタディスクリプションが正しく表示されないときの対処法
あなたが設定したメタディスクリプションが、必ず検索結果で表示されるということはありません。
時には、記事本文からの文章が引用され、自動的に表示されることがありえます。
これは、Googleが「あなたが設定したメタディスクリプション」と「記事内の文章」を比較し、記事内の文章のほうが検索キーワードと関連が高いと判断されたためです。
この場合は、メタディスクリプションを書き直して質を高めることで、検索結果に表示されることがあります。
しかし、どんなに書き直しても正しく表示されないこともあることも頭に入れておきましょう。
クリック率が低い場合はリライトをしてみる
検索結果で表示された後のクリックされるかどうかは「記事タイトル+メタディスクリプション」で決まります。
そのため、表示されているけどクリック率が低い場合は、記事タイトルとメタディスクリプションをリライトしてみましょう。
メタディスクリプションを見直すべきタイミング
メタディスクリプションは一度設定したら終わりではなく、時には見直すことが必要です。
ここでは、メタディスクリプションを見直すべきタイミングについて解説します。
①メタディスクリプションが書き換えられた時
メタディスクリプションを書いたにもかかわらず、検索エンジンによって内容が書き換えられていることがあります。
たとえば、Googleが書いたメタディスクリプションが記事の内容と合っていないと判断した時に発生する現象です。
Googleによって書き換えられたメタディスクリプションが記事の内容と合っていればOKですが、あなたが意図していない内容の場合は、メタディスクリプションを再設定しましょう。
②ブログ記事をリライトした時
ブログ記事をリライトした時は、メタディスクリプションも新しい内容に合うように変更しましょう。
記事の内容を変更したことによって、元のメタディスクリプションの内容と異なることがあります。
検索結果で表示されるメタディスクリプションが、実際の記事内容と一致することで読者が期待する情報を正確に伝えることができます。
そのため、ブログ記事をリライトしたら、メタディスクリプションも記事の内容に合うように変更することがオススメです。
③クリックにつながっていない時
検索結果に表示されていてもクリックにつながっていない時は、メタディスクリプションの変更しましょう。
この場合はタイトルの変更も検討しましょう。
読者は検索結果で表示された「タイトル」と「メタディスクリプション」を見て、記事を読むかどうかを判断しています。
検索結果に表示されているけどクリックされていないのは、「タイトル」か「メタディスクリプション」に問題があるかもしれません。
メタディスクリプションに関するよくある質問
メタディスクリプションに関してよくある質問です。
メタディスクリプションが検索結果に反映されるまで時間はどのくらかかりますか?
メタディスクリプションを設定した記事にGoogleのクローラーが訪れた後、検索結果に反映されるまでの時間はブログによって異なります。
早くクロールしてもらいたい場合は、Googleサーチコンソールのインデックス登録機能を使ってリクエストを送りましょう。
まとめ:効果的なメタディスクリプションを書いてアクセス数を増やしましょう!
今回はメタディスクリプションの書き方やコツ、設定方法を解説しました。
メタディスクリプションの書き方
メタディスクリプションの書き方のコツ
メタディスクリプションをしっかり書くことで、検索結果からのアクセス数を増やすことができ、結果的にSEOの効果も出てきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
この記事があなたのお役に立っていましたら大変うれしいです!