こんにちは、かかみです。
「ブログを始めるのですが、サイト設計をしたほうがと良い」と聞きました。
「サイト設計とは何ですか?」「ブログにサイト設計は必要なの?」「サイト設計の方法知りたいです!!」
突然「サイト設計が必要!」と聞いても、「そもそもサイト設計とは何?」「サイト設計の作り方がわからない」と悩みますよね。
結論からお伝えすると、ブログのサイト設計をしてから記事を書いていくほうが断然良いです!特にブログで収益化をしたいならサイト設計は必要です。
今回の記事ではブログのサイト設計について解説していきます。
この記事を読んだ後は、サイト設計が必要な理由、設定方法が分かり、サイト設計ができるようになります。
ぜひ参考にしてみてください!
ブログのサイト設計とは?
ブログのサイト設計とは、ブログの目的に応じてカテゴリーの設定や構成をブログ作成前に整えておくことです。
事前にサイト設定をしておくことで、記事の内容がブログのテーマからブレにくくなりますので、ブログ運営もしやすくなり、かつ読者にとっても有益なものになります。
また、適切なサイト設定はSEOにも良い影響を与え、検索エンジンからのアクセス増加にも繋がります。
ブログのサイト設計は、ブログ作成している途中で設計を変更してしまうと、修正にものすごく時間を取られることになるので、ブログを立ち上げる前にしておくのがオススメです。
ブログのサイト設計のメリット5つ
ブログのサイト設計をすることのメリットは以下5つです。
①ブログ全体のテーマのブレを防ぐため
サイト設計をしておくことで、ブログに必要な記事の整理をすることができブレを防ぐことができます。
特定のテーマを書く「特化ブログ」では、以下3つのことを考えて必要なブログ記事を決めます。
- どのジャンルで
- 誰に対して
- どのような問題を解決するか?
サイト設計をしておくことで書く必要のある記事が明確になるためブログに必要のない記事を書くことがなくなり、ブログ全体のテーマのブレを防ぎ一貫性のあるブログになります。
また、書く記事が決まっているのでどの記事を書けばよいかと悩むことがなくなり非常に効率的です。
②読者のニーズに幅広く応えるブログを作るため
サイト設計をすることで読者のニーズに幅広く応えることができるブログを作ることができます。
ブログの読者は悩みや疑問に対する解決策を求めてブログ記事を訪問するケースがほとんどです。
1記事で読者の問題を解決することもありますが、読者によっては1つの記事だけでは問題を解決することが難しいこともありえます。
ブログ内に関連性がある記事を書いていくことで、幅広く多様なニーズに応えることができるブログを作れます。
③商品やサービスの購入率をUPするため
サイト設計をしておくことで、ブログ内で紹介する商品やサービスの購入率をUPすることにつながります。
ブログで収益化を目指している場合は、まずはどの商品を紹介するかのゴールを決めます。
商品を購入してもらうためにゴールから逆算した読者の導線を意識して記事を書いていくことで、購入率をUPすることができます。
④ブログの滞在時間が伸びることにつながるため
サイト設計をしておくことで、ブログ内での関連記事のつながりが分かりやすくなり、ブログ内での滞在時間が伸びることになります。
ブログ内での滞在時間はSEOの指標の一つです。
1記事で離脱させないで、他の関連記事を読んでもらうことが大切になります。
そのためサイト設計をするときには、どの記事とどの記事が関連するかを考えながらサイト設計をしましょう。
⑤SEOに良い影響を与えるため
サイト設計を行い、記事を書いていくことはSEOに良い影響を与えることができます。
サイト設計をすることで、内部リンクでブログ内の関連記事に誘導することで、ブログ内の滞在時間が伸びるだけでなく、ブログが専門性や網羅性があると認識されることにより、SEOの評価が高まります。
SEOの評価が高まると、検索での結果表示で上位にくる可能性も高まるので、上位表示されるとブログへのアクセスの増加が期待できます。
ブログのサイト設計をするための3つのコツ
ここではブログのサイト設計をするための3つのコツを解説します。
一つ一つ解説します。
①1冊の本を作るイメージをする
ブログの作成は「1冊の本を作ることをイメージ」するといわれることがあります。
- 全体の構成を意識する
- 各章に一貫したテーマを持たせる
- 詳細な内容を展開する
- 継続的なストーリーを持たせる
1記事1記事が本の章になり、全部合わせると1冊の本になるイメージでサイト設計をすると良いでしょう。
②トピッククラスターで考える
トピッククラスターとは、同じテーマに関する情報をグループ化してまとめる手法です。
トピッククラスターのイメージ
まとめ記事と個別記事を内部リンクでつなげていきます。
まとめ記事の内容から、関連する詳細記事を書いていくことで網羅性がでて読者の悩みを解決がしやすくなります。
この手法は、読者がブログのテーマについて分かりやすくなる一方で、検索エンジンに評価されやすくなるためSEOにも効果的です。
③最初から完璧を目指さない
サイトの設計のコツや次の章でサイト設定の手順を解説しますが、最初から完璧なサイト設計を目指さなくてOKです!
最初に作ったサイト設計をブログ運営をしている時に方針を変更したり、新しいカテゴリーを追加することは珍しくありません。
重要なのは、変更が必要な場合は変更するといった柔軟な対応です。
「ではサイト設計が必要になったら作れば良いじゃん」と思うかもしれませんが、「サイト設計したうえでブログ記事を書く」ことと「サイト設計なしでブログ記事を書く」ことはまったく違うものになります。
サイト設計がないとブログのテーマがぶれてしまい、読者にとって価値が低いブログになってしまうでしょう。
そのため、完璧でなくても良いので、ブログのサイト設計にチャレンジしてみましょう。
ブログのサイト設計のやり方4ステップ
ここではサイト設計の手順を解説します。
①ブログのコンセプトを決める
まずはブログで発信するコンセプトを決めます。
コンセプトが明確でないと、読者のニーズに応えることができないからです。
- どんな人に向けて
- どのような問題を解決するのか
たとえば、英語のブログの場合は以下のような感じです。
英語が話せない20代社会人に向けて、1年後に英語で会話ができるようになるためのブログ
コンセプトがしっかりしていれば、ブログに必要な記事が分かるのでサイト設計しやすくなり、またブログに一貫性もでます。
コンセプトを決めるコツ
コンセプトを決めるうえでジャンル選びが大変重要です。
どのジャンルでブログを発信するかで収益に大きく変わってきます。
- 市場規模
- 市場の成長性
- 市場の競合性
- 広告の有無
- 広告の報酬単価
読者のニーズに応えるためには、「あなたが経験したもの」や「あなたが興味あるもの」のジャンルがオススメです。
②ブログで紹介する商品やサービスを決める
続いてブログのゴールになる商品やサービスを決めていきます。
サイト設計ではゴール設定が大切です。
ブログのコンセプトに合っている商品やサービスを選ぶことで一貫性のあるブログの作成ができるうえ、成約率もアップします。
紹介する商品やサービスを考える際は幅広く多くの商品やサービスを選ぶのがオススメです。
たとえば
- 英語のスピーキングスキルをアップさせたい人には「A」
- 英語のリスニングスキルをアップさせたい人には「B」
- 英語のライティングスキルをアップさせたい人には「C」
というように、読者それぞれによってニーズが違うので、それぞれに合った商品を紹介できます。
ここから商品やサービスの選び方を簡単にご紹介します。
- ASPに登録する
- 商品やサービスを調べる
ASPに登録する
ブログで商品・サービスを紹介して収益化するためには、ASPに登録します。
多くの商品やサービスが揃っているため、あなたのコンセプトにあった広告があるかどうかをすぐに確認することができます。
ブログ初心者は以下のASP5社がオススメです。
- A8.net (審査なし):国内最大手で、幅広いジャンル
- もしもアフィリエイト:W報酬制度あり
- バリューコマース:Yahoo!ショッピングが扱える
- アクセストレード:転職系に強い、セルフバックが豊富
- afb:女性向けに強い、報酬+消費税が支払われる
オススメのアフィリエイトASPについて以下の記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください!!
商品やサービスを調べる
調べる方法は2つあります。
- ASPのサイトで検索
- 競合のブログを確認
ASPのサイトで検索
ここではA8.net の調べ方をご紹介します。
他のASPサイトもA8.net と同じように調べることができます。
A8.net にログイン後、上部のメニューの「カテゴリ検索」か「キーワード」で検索することできます。
もしASPで商品やサービスを探すのが面倒だと感じるなら、競合のブログを確認しましょう。
競合のブログを確認
アフィリエイトかな?を思われるボタンなどにカーソルを合わせると、画面の左下にURLが表示されます。
その場所でどのASPを使用しているかを確認することができます。
画像は例です。
ASPで広告を選ぶときの3つのコツ
ASPで広告を選ぶときの3つのコツです。
- 報酬単価が低すぎない広告
- 成果の承認条件のハードルが低い広告
- 販売ページが複雑でない広告
報酬単価が低すぎない広告
報酬単価が低いと多くのアクセスがないと、大きな収益が見込めません。
500円以上の広告がオススメです。
同じ商品やサービスでもASPで報酬単価が違うのでしっかり確認しましょう!
私の場合は以下の画像のように表で管理しています。
成果の承認条件のハードルが低い広告
広告によって、成果の承認条件が違います。
たとえば
- A社:「新規登録」で成果承認
- B社:「新規登録後、製品購入」で成果承認
A社のように成果承認のハードルが低いのを選ぶのがオススメです。
販売ページが複雑でない広告
広告をクリック後に表示される広告も確認しましょう。
広告によっては、記入項目が多い、支払い方法が少ない、といったように離脱されるおそれがある広告もあるのでしっかり確認しましょう。
③必要なブログ記事の洗い出し
次にブログに必要な記事を挙げていきます。
ここまででブログのコンセンプト、紹介する商品やサービスが決まりましたので、以下のステップで記事を挙げていきましょう。
- 必要な記事はなにか?
- 検索キーワードはなにか?
必要な記事はなにか?
まずはブログのコンセンプトにもとづいて必要な記事を洗い出していきます。
「読者はどのような悩みを解決したいのか?」「紹介する商品やサービスで何が解決できるのか?」「問題を解決したら、どのような未来を獲得できるか」と考えていきます。
検索キーワードはなにか?
次に読者がどのキーワードを使用して検索するのかをリサーチします。
キーワードのリサーチには無料ツールの「ラッコキーワード」がオススメです。
ラッコキーワードを開き、検索窓にキーワードを入力して検索ボタンをクリックします。
以下の画像のように「検索キーワード候補」が表示されます。
検索キーワード候補を見ることで読者がどのような記事を探しているかを想像することができます。
他にはラッコキーワードのQ&Aサイトを選択すると、「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」も確認することができ、ここにも読者のニーズに関するヒントがあります。
ラッコキーワードを利用する場合は、会員登録(無料)をすることをオススメします!
会員登録をしないと1日あたりの利用回数制限が緩和されません。
登録はメールアドレスのみでOKです!
ラッコキーワードの使い方は以下の記事で解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!
④ブログ記事のカテゴリー分けと役割分担を明確に
次に洗い出した記事をカテゴリー分けして、それぞれの記事に役割分担を与えます。
まずはカテゴリー分けからです。
カテゴリー分け
カテゴリーを分類することにより、読者の利便性の向上とブログ運営をしやすくするためです。
まとめ記事を軸として作成するのがオススメです。
たとえば、「英語の勉強」がブログテーマの場合は以下のような感じです。
- 英語のリスニング勉強法
- 英語のスピーキング勉強法
- 英語のライティング勉強法
カテゴリーの作成は5つくらいが良いでしょう。
カテゴリーが多いと各カテゴリーの記事数が少なくなり、ユーザビリティが低くなる可能性がでてきます。
カテゴリーに分けたら、次に記事の役割分担です。
役割分担
ブログ記事は、それぞれ「キラーページ」と「集客ページ」に分けられます。
- キラーページ:商品購入につなげるため記事
- 集客ページ:アクセスを獲得するため記事
ブログの読者は一般的に「集客ページ」から「キラーページ」に移動します。
そのため、「どの記事」が「どの記事」につながるかも考えながら設計していきましょう。
キラーページは「まとめ記事」になることが多くなります。
分類や役割分担の設定には、マインドマップやスプレッドシートを使うのが効率的です。
まとめ:ブログ収益化にはサイト設計は必須
今回はブログのサイト設計について解説しました。
ブログのサイト設計のメリットは以下です。
サイト設計の手順です。
ブログ運営ではサイト設計はメリットが大きいため、収益化できているブロガーは必ずサイト設計を事前にしています。
ただし、最初から完璧を目指さなくても大丈夫です。
ブログ運営をしていく中でサイト設計に改善が必要だと思ったら改善していきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
この記事があなたのお役に立っていましたら大変うれしいです!