ブログ記事がうまく書けない……
どうしたらうまくスムーズに書けるんだろう??
こんなお悩みを解決します。
こんにちは、かかみです。
この記事では、初心者でも迷わず実践できる、ブログ記事の構成方法を解説します。
記事を書き始めても「途中で手が止まる」「伝えたいことがまとまらない」と感じたことはありませんか?
実は、多くの人がブログ記事を書いている途中でつまずく原因は、最初に構成をしっかり考えていないことにあります。
この記事を読むことで、効率よく、読者を引きつけるブログの書き方が身につきます。
誰でも活用できる具体的なステップをお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!
ブログの記事構成とは
ブログの記事構成とは、読者に情報を伝えるために記事全体の流れやポイントを整理した「設計図」のようなものです。
ブログの記事構成を事前に作ることで、読みやすい記事が完成し、読者に満足感を与えることができます。
また、スムーズに記事を書くことが可能です。
ブログ記事構成を作ることのメリット
ブログの記事構成を作ることは、記事全体の質を高め、読者に満足感を与えるために欠かせないステップです。
以下の3つのメリットがあります。
- 読者にとっての読みやすさが向上:
構成が整っている記事は情報が整理されており、読者が必要な内容を素早く理解できる - 記事を迷いなくスムーズに書ける:
構成を事前に考えておくと、書くべき内容が明確になり、途中で方向性がぶれることを防げる - 検索エンジン対策にも有効:
論理的な構成は、見出しやキーワードが適切に配置されるため、検索エンジンに評価されやすい
ブログの記事構成を作成することで、どの順番で内容を盛り込むか迷うことがなくなり、スムーズにブログ記事を書き進めることができます。
その結果、無駄な手直しが減り、短時間で高品質な記事の作成が可能です。
また、情報が整理されることで、読者にとってもポイントが明確で、簡単に内容を理解できる記事に仕上がります。
ブログ記事の基本的な構成の確認
ブログの記事構成を考える前に、まずは、ブログ記事がどのような構成で作られているか確認しておきましょう。
ブログ記事は、基本的に以下7つの部分から作られています。
①記事タイトル
ブログの記事タイトルは、記事の第一印象を決定づける非常に重要な部分です。
検索結果に表示された記事タイトルが魅力的かどうかで、読者がその記事をクリックするかどうかが決まります。
②アイキャッチ画像
アイキャッチ画像は、ブログ記事を訪れた読者が最初に目に入ってくる画像です。
魅力的なアイキャッチ画像があると、記事全体の印象が良くなります。
また、記事一覧やSNS投稿時などで表示されるアイキャッチ画像のデザインを統一することで、ブログ全体のデザインに一貫性が生まれます。
Canvaを使ってブログのアイキャッチ画像の作り方について、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!
③リード文
リード文はブログ記事の冒頭に配置される短い文章で、本文の中で最初に読まれる文章です。
この部分が、読者がブログ記事を読み進めるかどうかを決めます。
④記事の見出し
ブログ記事の見出しは、記事全体の構成そのものであり、読者に内容を伝えるための地図のような役割を果たします。
見出しを見ることで、読者はこの記事が自分の悩みを解決することができるかどうかをすぐに理解できます。
また、見出しは記事の「目次」として表示されます。
⑤記事本文
ブログの記事本文とは、タイトルや見出しに基づいて、読者が知りたい情報を具体的に説明する部分です。
記事全体の中心であり、読者にとっての一番の価値が詰まっています。
記事本文は長いので、書くのは難しいと感じるかもしれませんが、記事構成がしっかりできていればスムーズに書くことが可能です。
⑥まとめ部分
まとめは記事の最後の部分です。
ブログのまとめ部分は、読者が記事で伝えたいポイントを再確認し、内容を整理する重要な役割があります。
また、記事を読んだ後に、次のアクションを促すことも可能です。
たとえば、「詳細情報を確認する」「製品を購入する」「この記事を共有する」などのアクションにつなげることができます。
⑦ディスクリプション
ブログのディスクリプションとは、検索エンジンの結果画面に表示される短い説明文のことです。
記事の内容を簡潔にまとめ、読者に「この記事を読みたい」と思わせる動機を与えます。
ブログ記事を開くかどうか決める箇所になるので、ブログ記事の本文と同じくらいじっくり考える必要です。
ブログ記事の構成をつくる9つの手順
ここでは、ブログ記事の構成をつくる手順をご紹介します。
①キーワードを選定する
まずはキーワード選定をします。
キーワードを先に決めてから記事の構成案を作ることで、読者がどのような情報を求めているかを確認することができ、かつ検索エンジンでの上位表示によるブログ記事へのアクセスが期待できます。
キーワードの確定
ブログ記事を書く際には、まず1つの主要なキーワードを決定することが重要です。
理由として、多くのキーワードを狙って記事を書くと、記事の焦点がぼやけてしまい、読者にも検索エンジンにも記事で何を伝えいたかが伝わりにくくなるからです。
主要キーワードを絞り込むことで、次のメリットがあります。
- 記事の内容が明確になり、読者に伝わりやすくなる
- 検索エンジンが記事のテーマを正確に理解しやすくなる
- 関連する補助キーワード(サジェストキーワード)を自然に取り入れられる
具体的には、読者が検索する際に使いそうな言葉をリストアップし、その中から自分のブログテーマや読者層に最も適したキーワードを選ぶとよいでしょう。
キーワード選定ツールを活用
キーワード選定をするときは、ツールを活用しましょう。
ツールを使うことで、関連ワードや検索ボリュームなど確認することができます。
- ラッコキーワード
- Googleキーワードプランナー
キーワード選定ツールを活用することで効率的にキーワード選定が可能です。
ラッコキーワードの使い方を解説(無料・有料プラン)について、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!
②ターゲットと目的を明確にする
次にブログ記事のターゲットと目的を明確にしましょう。
想定読者をイメージ
読者を具体的にイメージすることは、記事の質を高めるために重要です。
想定読者がどのような人で、どんな悩みを抱えているのかを考えることで、伝えるべき情報が自然と明確になります。
構成案を作る際のコツは、具体的な読者をリアルにイメージすることです。
たとえば、「初心者向けのダイエット方法」を書く場合、健康を気にし始めた家族にアドバイスするつもりで書くのと、既に筋トレ経験のある人に向けて書くのでは、説明の仕方や内容が大きく変わります。
- 年齢、性別、職業など、読者像を具体的に設定
- 読者が抱えている課題や悩みを洗い出し
- どのような情報や解決策を求めているかを想像
誰に向けて書いているのかを具体的に意識することで、伝えたい内容が明確になり、読者にとって納得できる記事を作成することが可能です。
ブログでのターゲットの決め方を以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!
記事のゴールを設定
記事のゴールを設定することで、記事全体の内容がぶれることなく書くことができます。
ゴールが不明確だと、読者に伝えたいメッセージがわからなくなり、読者に行動を促すのが難しくなります。
- 記事を書く際の方向性がはっきりする
- 読者に与えたい効果や行動が明確になる
- 全体の構成をスムーズに組み立てられる
記事のゴールは、次のように具体的に設定します。
- 情報提供型:
読者に役立つ知識や解決策を伝える - 行動促進型:
商品の購入や問い合わせなどを促す - 共感型:
読者に安心感や共感を与える
たとえば、「初心者向けのダイエット方法」をテーマにする場合、ゴールは「ダイエットを始めたばかりの人が、無理なく続けられる方法を見つけること」とします。
ゴールを意識することで、記事の内容は自然と読者のニーズに合った分かりやすいものができます
③記事全体の構成を決める
キーワードとターゲットが決まったら、次に記事のテーマやトーンを決め、記事全体の構成を定めましょう。
具体的にどんな情報を提供するか、どんな問題を解決するかを明確にしていきます。
トピックと構成のアイデア出し
記事のトピックと構成のアイデアを出すことは、スムーズに執筆を進めるための重要なステップです。
アイデアを出すことで、どんな情報を記事に含めるかが明確になり、記事がブレることなく書くことができます。
- 読者の関心に合わせたトピックの選定
- 競合の記事を参考にする
- 解決策や実践例を盛り込む
たとえば、「ダイエットに成功するための食事法」や「1ヶ月でできる筋力トレーニング」などの具体的なトピックを挙げ、どのような順番で情報を提供するかを考えます。
記事の全体的な骨組み作成
記事の全体的な骨組みを作ることで、どの順番で記事を書くかが明確になり、読者がストレスなく記事を読み進められるようになります。
また、記事が完成したときに、全体の流れが分かりやすいです。
たとえば、ダイエットに関する記事の場合、はじめに「ダイエットの基本的な知識」を紹介し、次に「簡単にできる食事法」を提案し、最後に「続けるためのモチベーション管理法」をまとめるといった形です。
④記事の見出しを設計する
記事全体の構成が決まったら、それに基づいて見出しを作成します。
記事の見出しは、各段落のタイトルになり、本の目次を作成するような感じの設計になります。
結論ファーストを意識する
見出し構成を考える際に最も大切なことは、結論を先に伝える「結論ファースト」です。
読者は、多くの場合、最初から最後までじっくり読むことはありません。
大半の人が記事を流し読みや飛ばし読みをし、読者が必要な情報がありそうな部分だけを重点的に読む傾向があります。
そのため、記事の中で結論や重要なポイントが後回しになっていたり、欲しい情報がどこに書かれているか分かりにくい場合、読者はすぐに違う記事を探すでしょう。
読者に記事を読んでもらうためには、結論を記事の冒頭や見出しに配置し、詳細な説明はその後に続けるのが効果的です。
読者目線で見出しを考える
見出しを作成する際のポイントは、見出しを一目見ただけで記事の内容が分かるようにすることです。
そのためには、前のステップで考えた「検索意図」を基にします。
ターゲットとする読者の疑問やニーズを満たせる内容を意識し、優先度の高い情報を順番に配置すると、読者にとって分かりやすくなります。
見出しの階層構造を考える
記事の見出しには、h2やh3といったhタグを使用します。
hタグには「h1、h2、h3、h4、h5、h6」の6種類があり、これらは階層構造を示すために使用されます。
数字が小さいものほど上位の階層を表し、h1から順に下位のタグへと使用するのが一般的です。
h1は記事タイトルに用いられるため、本文内では通常h2以降を使用します。
h4以降のh5やh6はあまり使われることがありません。
競合記事の分析
競合の記事を調査することで、同じキーワードを狙っている他の記事と差別化が可能です。
ただ書くのではなく、競合記事から学び、独自性を加えることで、より価値のある記事を書けます。
- 見出しの構成を確認:
どのような順序で記事を書いているかをチェック - 不足している情報を探す:
競合の記事に足りない視点を見つけて補うことで、独自の内容を追加
競合を知ることで、記事をより戦略的に記事を作成することが可能になります。
⑤記事本文の構成を作成する
記事の見出しができたら、それぞれの見出しで伝える内容を書いていきます。
PREP法(結論→理由→具体例→再結論)の活用
記事本文の作成にはPREP法を活用しましょう。
- P:Point(結論)
- R:Reason(理由)
- E:Example(具体例)
- P:Point (再結論)
PREP法を活用することで記事の内容が明確になり、読者にとって理解しやすくなります。
この方法は、特に情報を順序立てて説明したい場合に有効です。
PREP法を活用した例です。
- P:ダイエットを成功させるには、食事管理が最も重要です。
- R:食事管理は摂取カロリーを調整するだけでなく、栄養バランスを整えるためにも欠かせないからです
- E:一日三食のうち一食を低カロリーなスムージーに置き換えるだけでも、効果的な減量が可能です
- P:このように、ダイエットの成功には食事管理が鍵を握っています
この構成で記事を書くことで、論理的かつ説得力のある文章が作れます。
ただし、最初から文章を書こうとしても途中で止まることが多いので、最初は書くべき内容を箇条書きでメモしておきましょう。
その後に文章にしていけばOKです!
⑥リード文を書く
次はリード文を書いていきます。
読者の興味を引きこむ
リード文は読者を引き込むために非常に重要です。
まず、記事のテーマに関連する問題や興味深い事実を提示して、読者の関心を引きます。
その後、読者が直面している課題や悩みを共感を込めて伝えることで、彼らの注意をさらに集めることができます。
たとえば、ダイエットに関する記事の場合
- ダイエットを始めたけれど、なかなか続かない
- 効果的な方法を知りたいけれど、情報が多すぎて混乱してしまう
このように、読者が直面している問題を明確にすることで、記事が役立つと感じさせ、読者に続きを読みたくさせます。
記事を読んだメリットも書く
リード文の最後には、記事が提供する価値や読者が得られる情報を簡潔に伝えることが大切です。
読者が記事を読むことで得られるメリットを示すことで、続きの内容に興味を持ってもらえます。
ダイエットの記事であれば、次のような感じです。
- この記事では、科学的に証明されたダイエット法をわかりやすく紹介します。
- 誰でもできる簡単な食事法やモチベーション維持のコツをお伝えします。
このように、記事の要約や具体的な価値を簡潔に伝えることで、読者に「この情報は自分に必要だ」と感じさせ、記事を読み進めてもらいやすくなります。
⑦まとめを書く
次に記事本文の最後の部分にあたるまとめを書いていきます。
主要ポイントをまとめる
記事の中で伝えた内容を振り返り、要点を短くまとめることで、読者が重要な情報を再確認することができます。
これは、読者にとって大きな助けになります。
まとめ部分がしっかりしていると、記事全体がきちんと構成されている印象を与えることが可能です。
読者への行動喚起
まとめ部分には、読者に次の何をすれば良いかを提案する役割もあります。
たとえば、以下のように具体的な行動を促すことが可能です。
- 関連情報を提示する:
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 - 商品やサービスをすすめる:
このアイテムを使うことで〇〇が解決できますので、一度お試しください。 - 購買意欲を引き出す:
最後までご覧いただいた方は、すでに興味を持っている可能性が高いです。この機会を逃さないようにしましょう。
まとめ部分を書くときは、「どんな工夫をすれば読者が次の行動を起こしてくれるか」を考えることが大切です。
⑧記事タイトルを作成する
記事タイトルを作成します。
読者を引きつける記事タイトルのポイント
記事タイトルは作成するときは、以下のポイントを意識しましょう。
- 30文字前後で作成する
- キーワードを含める
- キーワードはタイトル前半部分に配置する
- 具体性を持たせる
- ターゲットを明確にする
- 数字を使用する
- 読者の悩みや期待に応える
ブログの記事タイトルの付け方やクリック率を高めるコツについて、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!
⑨ディスクリプションを作成する
最後にディスクリプションを作成します。
ディスクリプションのポイント
ディスクリプションは、記事の内容を簡潔に伝える重要な要素です。
検索結果に表示されるディスクリプションを工夫することで、読者のクリック率を向上させることができます。
ディスクリプションの作成のポイントは以下です。
- 70文字程度で目安に書く
- 記事内容を要約する
- 検索キーワードを含める
- 読者の悩みを解決できることを書く
- 記事を読んだ後に得られるベネフィットを書く
読者の興味を引きつける工夫をすることで、検索結果から記事を読んでもらえる可能性が高まります。
メタディスクリプションの効果的な書き方やコツについて、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!
ブログ記事を書くポイント
記事構成をできたら、執筆していきましょう。
スムーズに書くコツ
ブログを書く際には、スムーズに書くコツがあります。
ここでは2つご紹介します。
①見出しごとで書く
まずは、記事全体を一度に書こうとせず、見出しごとに分けて書くことが大切です。
各見出しごとに集中して書くことで、段階的に作業を進めやすくなり、効率的に執筆が進みます。
②下書き→修正の流れで効率化
初めから完璧を目指すのではなく、まずは下書きを書き、その後で修正を加える方法が効果的です。
下書きと修正を繰り返すことで、時間が無駄になると感じるかもしれませんが、実際にはこの流れを取り入れることで、ブログの執筆がスムーズに進み、結果的に効率的に記事を完成させることができます。
記事を書いた後のチェック
ブログ記事を書いた後に記事をチェックすることで、読者にとって読みやすい、信頼性のある記事を作成することができます。
誤字脱字の確認
記事を書き終えた後は、必ず記事を確認しましょう。
最初に重要なのは「誤字脱字の確認」です。
文章を書いていると、細かいミスを見逃すことがあるため、必ず時間をかけて見直すことが大切です。
リンク切れや画像の表示確認
リンクが正しく機能しているかや画像が表示されているかも確認しましょう。
リンク切れや画像が表示されないと、読者にとって不便なだけでなく、ブログの信頼性にも影響を与える可能性があります。
これらを確認した後、さらに文章の流れや構成を見直すと、より完成度の高い記事になります。
まとめ:ブログ記事を書く前に記事の構成を作りましょう!
今回は、ブログ記事の構成方法について解説しました。
ブログ記事の基本的な構成
ブログの記事構成の手順
記事構成を作ることで、ブログ記事をスムーズに書くことができ、読者にも伝わりやすくなります。
最初は構成を作るのに時間がかかるかもしれませんが、だんだん慣れていきますよ!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
この記事があなたのお役に立っていましたら大変うれしいです!