【初心者向け】文章力なしでもブログが書ける13のコツ

【初心者向け】文章力なしでもブログが書ける13のコツ
悩んでいる人

ブログを書いてみたいけど、文章力がなくて不安…、うまく書ける気がしない…
どうやったらうまく書けるか知りたい!!

こんなお悩みを解決します。

文章力は、生まれつきの才能ではなく、あとから身につけられるスキルです。

じつは僕も、ブログを始めたばかりのころはうまく書けずに悩んでいました。

「もっと上手く書かなきゃ」と力が入りすぎて、全然進まなかったんです。

でも、 文章を書くコツを知って実践していくうちに、少しずつ「伝わる文章」が書けるようになってきました。

この記事では、「文章力を高めるテクニック」「練習方法」など、初心者でも取り組みやすい内容をやさしく解説しています。

記事の最後には、僕が参考にしてきたオススメの本もご紹介しています。

本記事のコツを実践していけば、「読まれるブログ」が書けるようになりますよ。

目次

ブログに必要な文章力とは?

ブログに必要な文章力とはの画像

ブログで「うまく書けるかどうか」って、不安ですよね……

でも実は、ブログに必要なのは「文章のうまさ」ではなくて「伝える力」なんです。

「自分には文章力がない」という勘違い

「自分には文章力がない」と感じてしまう人の多くは、実は「理想が高すぎる」ことが原因なんです。

多くの人は、プロのライターや人気ブロガーの文章と比較してしまい、自分の書いた記事が「うまくないな…」と感じてしまうんです。

しかし、ブログで必要なのは、読者に分かりやすく伝えることで、文章が美しい必要はありません。

たとえば、友達にLINEで分かりやすく説明できるなら、それは立派な「伝える力」です。

自分を過小評価せず、「読者に届くかどうか」を基準に考えましょう!

小説のような文章は不要

ブログに小説のような美しい文章は必要ありません。

表現力よりも大事なのは「伝える力」。

読者にしっかり内容が伝われば、それで十分なんです。

たとえば難しい言葉を使わず、友達に話すような言い回しの方が、読み手にはスッと届くんですよ。

小説のような比喩や凝った表現だと、ブログではかえって読みにくくなることもあります。

読者が知りたいのは、「解決策」や「情報」です。

なので、小説みたいに上手に書こうとしなくても大丈夫。

「伝える」ことさえできれば、ちゃんと読まれるブログになりますよ。

「うまく書けない」は練習と型で解決できる

 「うまく書けない」と感じるのは、文章力がないからではなく、書き方の「型」を知らないだけのことが多いです。

実際、多くの初心者が「PREP法(結論→理由→具体例→まとめ・再主張)」を取り入れることで、グッと読みやすくなるんですよ。

たとえば商品のレビューを書くときも、PREP法に当てはめれば「買うべき理由→その根拠→使ってみた例→まとめ」で自然な流れが作れます。

PREP法とは、伝えたいことをスムーズに整理して書くための基本構成です。

  • Point(結論)
  • Reason(理由)
  • Example(具体例)
  • Point(まとめ・再主張)

初めから完璧な文章を書こうとせず、まずは型に沿って書くことを意識しましょう。

書くうちに、自然と自分の型ができてきますよ。

「うまく書けない」は練習と型で、ちゃんと解決できるんです。

PREPについて、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

文章力がないと感じる人に共通する特徴とは?

文章力がないと感じる人に共通する特徴とはの画像

「うまく書けない…」と感じている人には、いくつか共通する特徴があります。

ここでは、代表的な3つを取り上げてみます。

①1文が長く、何を言いたいか分からない

1文に内容を詰め込みすぎると、何が言いたいのかが読者に伝わらなくなります。

たとえば

ブログを始めたいけれど、テーマも決まっていないし、何を書けばいいか分からなくて、そもそも自分に文章力があるのかも不安で…

という文は、情報が多すぎて混乱します。

伝えたいことが複数あるときは、文を分けて短くするほうが、結果的に伝わりやすいです。

1文は60文字以内を目安にすると、読みやすさがグッと上がります。

「短い文だと伝わらないのでは?」と思うかもしれませんが、実はその逆。

1文を短く分けたほうが、読者にスッと伝わるし、内容も頭に入りやすくなりますよ。

②主語と述語が離れすぎている

なんか読みにくいな…と感じる文章には、主語と述語が離れすぎてるケースがよくあります。

たとえば、

このブログでは、長年の研究結果と最新のデータをもとに、読者のために書かれた私の考えを紹介しています。

という文。

主語の「このブログでは」から述語の「紹介しています」までが離れているうえに、途中にいろんな説明が入ると、読んでいて「え、どういうこと?」って混乱します。

こういうときは、主語と述語をできるだけ近づけて、「誰がどうしたか」が自然につながるように書くだけで、文章がグッとスムーズになりますよ。

③抽象的な言葉が多い

「それ」「これ」「あれ」みたいな言葉がが多すぎると、『結局、何のこと?』と読者がモヤモヤしてしまいます。

たとえば「それが重要です」って書いてあっても、「それって何?」って思いますよね。

「それ」じゃなくて具体的な言葉にしましょう。

文章力がない人でも読みやすい記事が書ける13のテクニック

文章力がない人でも読みやすい記事が書ける13のテクニックの画像

「文章力がない」と感じている方でも、ちょっとした工夫で読みやすい記事は書けます。

ここでは、初心者でもすぐに実践できる13のテクニックをご紹介します。

  1. 「PREP法」を使って結論から伝える
  2. 一文一義を意識する
  3. 表記ゆれをなくす
  4. 漢字・ひらがな・カタカナのバランスを整える
  5. 箇条書きを活用して、情報をスッキリ見せる
  6. 装飾や画像で、読みやすさアップ
  7. 接続詞を整理して、スッキリした文章に
  8. 回りくどい言い方は避けよう
  9. 記事の目的(ゴール)を冒頭で伝える
  10. 見出しの整合性を意識して構成をスッキリ
  11. 同じ語尾が続かないようにする
  12. 音読して「ひっかかるところ」を見つける
  13. スマホ表示で「読みやすいか」をチェック!

一つずつ解説していきます。

①「PREP法」を使って結論から伝える

上でご紹介した「PREP法」は、読みやすい文章を書くための強力な型です。

とくにブログでは、結論から伝えることがとても大切。

なぜなら、読者は最初の数行で「読む・読まない」を判断するからです。

PREP法の1ステップ目である「Point(結論)」を最初にズバッと書くだけでも、読者の引きつけ度がぐんと上がりますよ。

たとえば、商品のレビューなら…

「昨日◯◯を買って使ってみたんですが〜」と経緯から話し始めるよりも、
「この商品、おすすめです!」と結論から始めたほうが、伝わりやすさが一気にアップしますよ。

②一文一義を意識する

一文一義=1文に1つのメッセージを意識するだけで、文章の読みやすさはグッとアップします。

逆に、1つの文にいろいろ詰め込みすぎると、「結局なにが言いたいの?」と読者が迷ってしまいます。

たとえば、

「ブログを始めたいけど、何を書けばいいか分からなくて、文章に自信もなくて不安です」

……といった文は、情報が多すぎてちょっとゴチャゴチャした印象になりますよね。

そんなときは、文を分けてシンプルに伝えましょう。

ブログを始めたい。
でも、何を書けばいいか分からない。
文章にも自信がなくて、不安です。

こんなふうに書くだけで、スッと読みやすくなります。

まずは「1文=1つのこと」を意識して、ゆっくり慣れていきましょう!

③表記ゆれをなくす

文章に統一感がないと、読者はなんとなく「読みにくいな…」と感じてしまうものです。

その原因としてよくあるのが、「表記ゆれ」。

たとえば、「ホームページ」「Webサイト」「サイト」みたいに、同じ意味の言葉をバラバラに使ってしまうと、読者が「ん?全部同じもののこと?」って混乱してしまいます。

これを防ぐには、「使う言葉をあらかじめ決めておく」のがポイント。

記事を書く前に、「この言葉はこの表記で統一しよう」って自分のルールを作っておくと、書きやすくなり、読者も読みやすくなりますよ!

④漢字・ひらがな・カタカナのバランスを整える

文字のバランスを意識すると、文章はグッと読みやすくなります。

たとえば、漢字ばかりだと堅く見えるし、ひらがなが多すぎるとちょっと幼く感じられることもありますよね。

カタカナも使いすぎると、読みづらくなってしまいます。

目安としては、

  • ひらがな:約70%
  • 漢字:約20〜30%
  • カタカナ:10%以下

このくらい割合が、読みやすい文章の「黄金バランス」と言われています。

ただし、ジャンルによって少し変わることもあります。

たとえば、IT系やガジェット系では「アプリ」「ツール」などのカタカナ語が多くなっても自然です。

「難しい漢字は使わない」「カタカナ語はできるだけ日本語にする」など、自分なりのルールを決めておくと、文章に統一感が出て読者にやさしい印象になりますよ。

⑤箇条書きを活用して、情報をスッキリ見せる

「〇〇、△△、□□、そして××…」と並べるようなときは、箇条書きで整理するのがオススメです。

たとえば、こんな感じ。

NG例:
このテーマには、視覚性・親しみやすさ・簡潔さ・SEO効果などの要素があります。

OK例:
このテーマには、以下の要素があります。

  • 視覚性
  • 親しみやすさ
  • 簡潔さ
  • SEO効果

箇条書きにすることで、読者にとって情報がスッと頭に入りやすくなりますし、あなたも書く時にとても整理しやすくなりますよ!

⑥装飾や画像で、読みやすさをアップ

文章だけがずっと続くと、どうしても単調に感じられてしまいます。

読んでいて「ちょっと疲れるな…」って思うこと、ありませんか?

それを避けるために、装飾や画像の活用です。

たとえば…

  • 太字で重要な言葉を目立たせる
  • 吹き出しや囲みボックスでメリハリを出す
  • 関連する画像を挿入する

装飾や画像を入れるだけで、視覚的にスッと頭に入る文章になります。

ただし、やりすぎは読みにくくなることがあるので、ポイントを絞って使いましょう。

⑦接続詞を整理して、スッキリした文章に

「しかし」「だから」「たとえば」などの接続詞は便利ですが、使いすぎると文章がくどく感じられることもあります。

たとえば…

〇〇は便利です。しかし、△△という注意点もあります。さらに、□□という点も…。

…よりも、

〇〇は便利ですが、△△という注意点や□□にも気をつけましょう。

のように、必要最小限の接続詞だけを使ってまとめたほうがスッキリします。

書いた後に「この接続詞、本当にいる?」と見直してみると、グッと読みやすくなりますよ。

⑧回りくどい言い方は避けよう

「〜することができます」「〜というふうに感じられるようになります」などの回りくどい表現は、読み手に負担をかけてしまいます。

たとえば、

ブログは、収益を得ることが可能な手段のひとつだと言えるでしょう。

よりも、

ブログは収益化できる手段のひとつです。

のように、シンプルでストレートな言い回しのほうが読みやすく、伝わりやすいですよ。

迷ったときは「話し言葉っぽく言い換えられるか?」をチェックしてみましょう!

⑨記事の目的(ゴール)を冒頭で伝える

記事の最初に、「この記事では〇〇がわかります」とゴールを明示してあげると、読者にとってとても親切です。

たとえば、

この記事では、文章力に自信がない人でも「読みやすい記事」が書けるようになる5つのコツをご紹介します。

このように書いてあると、読者は「これを読めば何が得られるのか」がハッキリして、安心して読み進めることができます。

記事を書く前に、自分自身にも「この記事で何を伝えたいのか?」を問いかけておくと、ブレない記事になりますよ!

⑩見出しの整合性を意識して構成をスッキリ

見出しは、記事全体の地図のようなもの。

読者が「今、何を読んでいるか」を把握するための大事なナビになります。

たとえば、H2が「文章テクニックの紹介」なら、H3は「PREP法」「一文一義」など、同じレベルの項目でそろえるのが基本です。

逆に、H2が「文章テクニックの紹介」で「書き続けるモチベーション」「ネタ探しのコツ」みたいにジャンルがズレると、「あれ?なんの話だっけ」と感じられてしまいます。

記事を書き出す前に、見出しの設計図(構成案)をつくると、内容に一貫性が生まれて書きやすくなりますよ!

⑪同じ語尾が続かないように工夫する

「〜です。〜です。〜です。」のように、同じ語尾が3回以上続くと、読者にとっては単調に感じられてしまいます。

文末の表現にバリエーションをつけると、文章にリズムが生まれて心地よく読めるようになります。

たとえば、

  • 〜です。
  • 〜でしょう。
  • 〜なんですよね。
  • 〜と言えるでしょう。
  • 〜なんです!

など、柔らかくしたり、少し言い回しを変えるだけでもOK。

⑫音読して「ひっかかるところ」を見つける

文章が書けたら、声に出して読んでみましょう。

実はこれ、とっても効果的なチェック方法なんです!

パッと見ただけでは気づけない「読みづらさ」や「変な言い回し」も、音読すると「あれ、ここ言いにくいな…」と気づくことがよくあります。

たとえば、読んでいてつっかえたり、「ん?なんの話だっけ?」と感じたところは、見直しのサイン。

音読すれば、文章のリズムや言葉のムダ、伝わりにくい表現に気づけるんです。

パソコンやスマホでずっと目だけで見ていると、意外とスルーしてしまうことも多いんですよね。

音読するだけで、読者にとってグッと読みやすい文章になりますよ!

⑬スマホ表示で「読みやすいか」をチェック!

今、ブログの読者の多くは、スマホで記事を読んでいます。

パソコンではちょうどよくても、スマホだと1文が長すぎて読みにくいなんてこともよくあります。

特に気をつけたいのは…

  • 改行のタイミング
  • 行間の広さ
  • 装飾の詰まり感

記事が完成したら、スマホでも実際に表示を確認してみましょう!

「読みやすいかな?」「詰まって見えないかな?」と意識するだけで、ユーザー目線の記事に近づけますよ。

文章力アップのために「写経」をしよう

文章力アップのために「写経」をしようの画像

文章力を伸ばしたいなら、「写経」がおすすめです。

上位表示されているブログの記事をそのまま書き写すことで、構成や言葉選びのコツが自然と身についていきます。

読むだけでは気づけない「分かりやすさ」や「流れのよさ」も、実際に書くことで体感できます。

検索上位の記事を1日1つ、気になったものを写すだけでも十分に効果があります。

「でも、写すだけじゃ意味ないんじゃ…?」と思うかもしれません。

 けれど、スポーツや音楽と同じで、まずは“型”を身につけるのが上達への近道です。

「真似るは学ぶの第一歩」。まずは気軽に、気になった記事から写してみましょう!

ブログの文章力アップに役立つオススメの本3選の画像

初心者でもサクッと読めて、すぐに実践できるおすすめの3冊をご紹介します。

①新しい文章力の教室

「ブログを書きたいけど、何からどう書けばいいのか分からない…」

そんな方にまず読んでほしいのがこの1冊!

この本では、「完読される文章」の作り方を、具体例たっぷりにわかりやすく教えてくれます。

たとえば、「書く前に“何を伝えたいか”を決める」「主観じゃなく事実ベースで書く」など、知っておくべき基本がたくさん。

著者はあのニュースサイト「ナタリー」の元編集長さんなので、実践的で信頼できる内容ばかりです。

はじめての文章術にぴったりな入門書ですよ!

②人を操る禁断の文章術

読者に「読んでよかった!」と思ってもらえる文章を書きたいなら、この本もおすすめ!

メンタリストDaiGoさんが、心理学に基づいた“人の心を動かす文章テクニック”を教えてくれます。

たとえば、「悩みに寄り添ってから提案する」「あえて余白を作って続きを気にさせる」といった、自然に行動を促す工夫が満載。

ちょっとしたコツで読みやすく、共感を呼ぶ文章が書けるようになりますよ!

③沈黙のWebライティング

「SEOも気になるけど、読みやすさも大事にしたい」と思う人にピッタリなのがこの1冊!

この本は、ストーリー仕立てで進んでいきます。

主人公と一緒に問題を解決しながら、SEOの仕組みや「読まれる構成」が自然と学べます。

たとえば、「見出しにはキーワードを入れる」「読者が迷わないように文章を組み立てる」など、ブログに役立つコツが盛りだくさん

「SEO対策って難しそう…」と感じていた人にも読みやすくて、楽しみながら学べますよ。

伝わるブログを書くために、意識したい2つのこと

伝わるブログを書くために、意識したい2つのことの画像

読者にとってわかりやすい文章にするためには、誰に何を伝えるかを考えて書くこと(コンテンツ設計)と、書き続けること(継続)の2つが大切です。

①コンテンツ設計

どれだけ文章が上手でも、読者の悩みに合っていなければ読んでもらえません。

だからこそ大事なのが「コンテンツ設計」。

誰に向けて、何を伝えるのかを考えることで、文章力が本当に活きてきます。

たとえば「ブログが続かない…」と悩む人には、「続けるコツ」や「やる気の出し方」といった内容が響きます。

逆に、自分の書きたいことだけを書いてしまうと、読者には届きません

まずは、検索キーワードから読者の悩みを想像したり、届けたい人を1人イメージしたりしてみましょう。

読者に寄り添った設計ができれば、あなたの文章はもっと読まれるようになりますよ。

②「継続」すること

文章力は、一度で身につくものではありません。

 「まだ上手く書けない…」と思っても、まずは書き続けてみることが大切です。

たとえば、週に1回でも更新を続ければ、数ヶ月後には自信をもって書けるようになります。

あとからリライトしてブラッシュアップすればOK。

継続こそが文章力を「育てて」「活かす」土台になります。

まとめ:書くテクニックを実践して読みやすい文章を作りましょう!

今回は、ブログ記事の文章の書き方について紹介しました。

文章がうまく書けないと感じても、それは文章力がないからではありません。

書き方のコツを知るだけで、読者に伝わる文章はちゃんと書けるようになりますよ。

さらに読みやすくするにために意識したいこと

この記事で紹介した書き方のテクニックは、すぐに実践できます。

それに加えて大切なのが、「誰に何を伝えるのか」を考えることと、続けて書いていくこと。

この2つを意識するだけで、あなたの文章はもっと読みやすく、もっと伝わるものになりますよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

この記事があなたのお役に立っていましたら大変うれしいです!

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